2020年11月1日

昨日書ききれなかった日記の続き

天気:晴れ 湿度低めで過ごしやすかった

 

 金曜日が代休で休みだったのでキャンプに行っていた。今回はいつも行っている人が少ない所ではなく、山の上にある人気のキャンプ場に行ってきた。

  初めて行くところだったが、道はわかりやすく、住宅街や幹線道路から離れているのでとても静かでいいところだった。場内は非常に整備されていて今度から自分のキャンプの拠点をここに移してもいいなと思えるようなところだった。

 

 今回キャンプに行った理由の一つは気分転換だった。職場で八つ当たりで先輩からゴリゴリにいびられ、そのことが頭から離れなくなってしまっていた。違うことを考えようとしても、気が付くと自分が言われたことやその先輩への不満、週明けにはなんて言われるのだろうか、なんて返せばいいのだろうか…と思考がループになってしまって気が滅入ってしまう。なのでキャンプに行って身体を動かして、本を読んで、酒を飲んで、映画を観て思考を他のことで埋めてしまおうというのが今回のキャンプの大きな目標にしていた。

 

 平日ということもあり、キャンプ場には最初自分一人だった。設営を手早く済ませ、コーヒー淹れて読みながら本を読んでいたが、なかなか集中できなかったので山を登って展望台まで行った。二階建ての展望台からは遠くに飛行場が見え、天気も良かったのでぼんやりしながら飛行機の離発着を眺めた。

 日が沈む前にキャンプサイトに戻り、夕飯を作るには時間があったので酒を飲みながらギターを弾いて遊んだ。人がいない安心感からどんどん声が大きくなっていき、だんだん楽しくなってきて一人で盛り上がってたが、気が付くといつの間にか少し離れたところにテントが経っていてとても恥ずかしかった。

 

 完全に暗くなってから鍋を作って食べ、たき火をしながら映画を2本観た。最近映画を観る時間が取れていなかったので良い機会だった。私は基本的に邦画より洋画派の人間なので人に勧められない限りは洋画を観るが、やはり日本で配給される映画は興行というフィルターがかかっているので安心して観られるところがあると思う。(ネタに振り切っているB級映画も大好きだが)

 

 夜は思っていたほど寒くはなく、少し拍子抜けしながら寝た。山間にあるので風が強く、木々のざわめきの音がとても大きく聞こえた。

 夜の山は静かだという世間一般のイメージがあると思うが、夜の山はにぎやかだ。鹿や虫の鳴き声や風や葉擦れの音が絶えずしていて逆に昼間の方が静かな気がする。その日は風が強かったので、遠くから葉擦れの音で風が近づいてくるのを感じ取ることができた。

 夜中、頭の上あたりに気配を感じて起きると、満月の光によって頭の上くらいの位置にウサギの影が映し出されていた。びっくりしたがそのまま放っておいて寝たが、朝になると外に出していたコンロの風防に足跡がついていたのでおそらく寝ぼけていた訳じゃないんだろうなと思った。

 

 朝は手早く撤収し、午前中には家に帰ってシャワーを浴びてから少し寝た。たき火で燻されまくったせいで髪がすごいことになっていたので、これも何かの機会かと思って職場の先輩に教えてもらった床屋に行って髪を切った。

 

 キャンプと散髪でかなりの気分転換になったが、それでも気が付くと思考がループに入っていることがある。文章を考えている今だってそうだ。自分が人から悪意を向けられ慣れていないというのもあるとは思うが、やはり人の悪意は相手にこびりつくと思う。自分が相手に同じことをしないようにしたい。

 

 自分の置かれている状況を全て人のせいにしていては何も始まらない。自分の機嫌は自分で取らなくてはいけない。他人はあなたの鬱憤を晴らすためのものではない。機嫌の如何を問わず自分の仕事はしなければいけない。共用の物は綺麗に使わないといけない。政治的な主張を相手に押し付けてはいけない。物は大切に使わないといけない。

 

 いい大人がこんなことも分からないのかと問いただしたくなる。私は優しい人間ではないので、相手のためになるようなことは金輪際言わない。逆に私自身の反面教師として教訓にさせてもらう。これから私にかかわる人に同じような思いはさせたくない。

 

 書いたら少し整理がついてきた。今更ながらアウトプットの大切さを痛感する。とりあえず書く習慣を取り戻さなければ。

 

 

つらつら愚痴を書いてしまって申し訳ない。元気になったら楽しくて明るい文章が書けるように頑張りますのでよろしくお願いします。

 

今日はこの辺で

ではまた